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2006年04月11日 (火) | 編集 |
金融工学、こんなに面白い
金融工学、こんなに面白い


リスク分散・リスク管理等々を学ぶ。
最初は良いけど、だんだん数式などがムズカシイ。
野口先生、金融工学とは面白いものなのだということを説明しようという気持ちは伝わってきますが、ボクは全ての理解には至りませんでした、ゴメンナサイm(__)m

ただ。

金融工学というものの全体像をつかむことはできた(つもり)。
説明せよと言われてもできませんが。

理解に至らなかったのは、この分野初の本だったからかななんて。
だいたい何かを学ぼうと言うときは、同ジャンルをいくつか読んで全体像をつかんで、それから細かい論点に入らないと身に付きません。
だからとっかかりという意味では、これはこれで良かったのでしょう、きっと。
・・・言い訳?(笑)


なんとか本編読み切って、最後の章「未来を拓く社会的技術」を読んだら、ワタシはこちらの方が面白かった(笑)

・・・いきなりここ読んでも、だめですよ~。本編ずっと読んで、野口先生なりストーリーを受け止めてから読んでこそ、面白みを感じるものだと思います。。

この章だけ毛色が違う。
金融工学については触れていない。
いや、触れているけど、金融工学とは何かということではなく(ここまでの章はすべてこれ)、金融工学という学問を世の中でどう位置づけるか、という触れ方。
そして話は、独り金融工学にとどまらない。

いかにリスク管理が大事か、教育が大事か、競争が大事か。
護送船団の弊害etc
曰く、大航海時代は国家の事業ではなく、民間事業だった。
これは目から鱗でした。
マゼラン、ガマらの航海は国家的事業家と思いきや、そうではなかったとのこと。
要するに、当時におけるベンチャーだったらしい。


で、いきなり話が飛ぶのですが、世界の覇権の移り変わりについて。
古代以降、世界でいちばん先進的な国はどこだったでしょうか。
答え:中国。
政治・文化などなど中国はかなり長い間世界一を誇っていたと言っても過言ではないでしょう。
そして欧州は後進国だった。
では、なぜ逆転したか。
それは、中国の官僚政治が行き過ぎていたから。
洗練されていった挙げ句に、いわゆる“民間の自由な活動”が成長しなかった。
欧州は、市民革命・産業革命を経験して、経済的発展を遂げ、世界を手にして行くわけだけど、これは“民間の自由な活動”があったからに他ならない。

そして話は戻って、大航海時代も絡まって欧州の発展の時代があるわけです。

自由な活動をし、ベンチャーをやるということにはリスクが付き物で、野口先生曰く、リスク管理というものに対する欧州のあり方は上に書いた歴史的背景の中で形作られてきたとのこと。
日本においては、それがまだまだ足らない。
この辺きっちりやらないと未来はないですよ、と結論付けられている。

“金融工学”というものの中身だけでなく、それに対する姿勢みたいなものがきちんと書かれていたのが良かった。
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