2006年02月04日 (土) | 編集 |
蒼天航路 36 (36)
蒼天航路 36 (36)


三国志を曹操を主人公として描いた作品。

“破格の人”、“乱世の奸雄”と評された曹操。
三国志演義の影響があってか、悪者の親分としてみられる風潮があるように思うが、唯の悪者が一代であれだけの偉業を為せるものか。
政治・軍事に通じ一代で魏国の礎を築き、その一方で400年の漢の時代に培われた儒教一尊の風潮を打破し、文化の興隆を図った。
史上、個々の能力で勝る人物はいるだろうが、これほどオールマイティに能力を持った人物は見当たらない。

この作品がよいのは、こういった政治・軍事・文化をきちんと描いているところ。
また、この手の漫画はロープレ化して、戦のシーンがどうしても矮小化される嫌いがあるが、本作はそんなこともなく、集団対集団であることをきちんと分からせてくれる。
漫画だからデフォルメされている部分もあるが、迫力のある描きっぷりは爽快。

最終36巻で、曹操が没し、物語は終了。
できれば、三国時代の終焉までを読んでみたかった。
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昨日、本屋に行ったら、 マンガ「蒼天航路」35・36巻の 2冊が同時発売(?)されていて、 連載が完結していたことに気付く。 三国志と言えば、蜀の劉備や諸葛亮が 主人公である作品が多い中、この作品は、 魏の曹操が主人公としてダイナミックに 描かれているのがウリ。
2006/02/04(Sat) 19:21:17 |  岩隆島的ブログ