• 01«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »05
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2015年05月09日 (土) | 編集 |
バイバイ、ブラックバード (双葉文庫)
バイバイ、ブラックバード (双葉文庫)伊坂 幸太郎

双葉社 2013-03-14
売り上げランキング : 5273

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
オー!ファーザー (新潮文庫) SOSの猿 (中公文庫) あるキング (徳間文庫) マリアビートル (角川文庫) モダンタイムス(上) (講談社文庫)


「ゆうびん小説」という形を取ったものらしい。
一話書くごとに抽選であたった50名にゆうびんで送る。
感想が返ってくる。
それを5話行い、6話目を書き下ろして単行本になったもの。

主人公星野一彦は5股していて、それとは別に借金を作って繭美という巨体の自称ハーフという監視者に<あのバス>に連れて行かれる予定だったところ、5股していた女性たちに別れを告げに行く。
最も普通の女性、廣瀬あかり。
バツイチ子持ち、ついていない女、霜月りさ子。
ロープを片手にビルの屋上からデパートやマンションに侵入したがる如月ユミ。
乳がんの疑いがあった神田那美子。
女優、有須睦子。

印象に残ったところを。
(後半によっているが。)

神田は再検査の結果を聞きに行き、一彦と繭美はこっそりその様子を見に行くが、作中検査結果は明らかにされない。
神田は数字を見ると語呂合わせをする癖があり(1818だったらイヤイヤ、といった)、病院では順番待ちの整理券が「115」でニコニコしていた。
「カズヒコ」と読めたのかもしれない。
語呂合わせが良い時は結果も良い、悪い時は結果も悪いという経験則があるという設定だったので、読者としては、検査結果も良かったに違いない、と思いたいところ。

有須が小さいころ年下の幼稚園児はパンになるのが夢だった。
パン屋ではなく。
5話のクライマックスで、一彦と繭美がエキストラとして映画に出ることに。
繭美は映画に出るのが夢だったらしい。
一彦の夢はと問われ、パンになることだったと答える。
傍らで有須と、マネージャー佐野(まるで感情のない人物としてえがかれていた)が泣いていた。

6話でいよいよ一彦はバスに乗る。
繭美が逃れる方法を提案する。
組織の上の人間は面白いことが好きだから、5股の女性たちの人脈を使って面白いことを起こすと言えば逃れるチャンスが生まれるかもしれない、と。
一彦は断る。
だったら、繭美が追いかけてきて助けてくれと。
霜月の話のとき、霜月の車に当て逃げした犯人(実は違ったが、クスリを持っていたので不知火刑事の御用となった)を、他人の車を奪って追いかけたことがあった。
そんな風にして追いかけてくれと。
一彦がバスに乗った後、バイクが来る。
繭美はバイクを奪う。
キックしても動かない。
10回キックして動かなかったら追わない、と繭美は決める。
繭美は何かと、「じゃぁ、10秒」とか「じゃぁ、10回」とか言うとあった。
10回目をキックしたところで物語は終わる。

はっきりとした結論を書かずに、読者の想像に任せるというところが、、、分かるけど、、、はっきり救いもほしいなと思ったり、伊坂さんだしなと思ったり。

ここに書いた以外にもいつものとおり伏線みたいなものが散りばめられていて、「あっ、これは」と気づきながら読む。


ロングインタビューが巻末にあって、太宰治の未完の「グッドバイ」を完成させようというところから始まったらしい。

スポンサーサイト


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。