2014年05月13日 (火) | 編集 |
絶望の裁判所 (講談社現代新書)
瀬木 比呂志

by G-Tools
「元裁判官が衝撃の告発」という帯に興味がわき、一応法律の世界にいる者として読んだ方が良い気がして読んでみました。
壮大な愚痴を聞いている気分になります。
最高裁を頂点とするヒエラルキーに囚われ、裁判官はそれしか見ていない、たまに心ある裁判官がいても出世街道から外される、露骨な人事をされる、と仰いますが、裁判官に限らず、たぶんどこの組織もそういう部分はあるかと。
著者は「司法制度改革」は陰謀だといった論調ですが、あまり共感も覚えず。
「司法制度改革」は成功だと言うつもりもないですが。
ただ、パターナリズムを押し出してくるというところは分かります。
法務の世界でもそういう人はいます。
一体何様なんだろう、と。
何を根拠にこんな尊大な態度がとれるんだろう、と。
以上が自分の感想ですが、もっと裁判官を身近に感じている方々はどう読むんでしょうね、この本。
瀬木 比呂志






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「元裁判官が衝撃の告発」という帯に興味がわき、一応法律の世界にいる者として読んだ方が良い気がして読んでみました。
壮大な愚痴を聞いている気分になります。
最高裁を頂点とするヒエラルキーに囚われ、裁判官はそれしか見ていない、たまに心ある裁判官がいても出世街道から外される、露骨な人事をされる、と仰いますが、裁判官に限らず、たぶんどこの組織もそういう部分はあるかと。
著者は「司法制度改革」は陰謀だといった論調ですが、あまり共感も覚えず。
「司法制度改革」は成功だと言うつもりもないですが。
ただ、パターナリズムを押し出してくるというところは分かります。
法務の世界でもそういう人はいます。
一体何様なんだろう、と。
何を根拠にこんな尊大な態度がとれるんだろう、と。
以上が自分の感想ですが、もっと裁判官を身近に感じている方々はどう読むんでしょうね、この本。
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