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2015年08月19日 (水) | 編集 |
64(ロクヨン) 上 (文春文庫)
横山 秀夫

64(ロクヨン) 上 (文春文庫)
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横山秀夫。

警察モノと言えばこの人!って感じで。

タイトルなんだろうかと思っていたところ、昭和64年に起きた事件を指す。
通称「ロクヨン」。
少女が誘拐され、身代金が奪われる。
少女は生きては戻らず。
犯人は捕まらず。
D県警の負の遺産。

刑事畑から広報に移動した三上は日夜新聞社の対応に追われる。
刑事畑と管理畑の権力闘争に揉まれ、本庁による県警の人事権介入も絡まる。

娘あゆみは失踪している。
ロクヨンの被害者の父雨宮氏は警察を信用しておらず協力してもらえない。
刑事畑からも管理畑からも相手方のスパイのような目で見られる。
苦しい立場の中立ち回る三上。

警察庁長官がD県に「ロクヨン」の捜査状況の視察に来る予定だったが、その前日に「ロクヨン」を模した誘拐事件が発生。
そしてクライマックス。


臨場感、緊張感がとてつもない。
後半は、文字を追うのが、ページをめくるのがもどかしい。
圧倒的な筆力。

おすすめです。

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