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2015年08月30日 (日) | 編集 |
夜の国のクーパー (創元推理文庫)
伊坂 幸太郎

夜の国のクーパー (創元推理文庫)
ジャイロスコープ (新潮文庫) 3652: 伊坂幸太郎エッセイ集 (新潮文庫) PK (講談社文庫) 仙台ぐらし (集英社文庫) あるキング: 完全版 (新潮文庫)
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伊坂幸太郎。

「あるキング」は挑戦しすぎだかなという感じでエンターテイメントとして面白いとは思わなかったが、こちらは伊坂作品らしい面白さ。
伏線、軽妙な会話、どんでん返し。


印象としては村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」に近い雰囲気を感じた。




横になっている私の上に猫がいて、喋っている。
猫=トムのいる国を助けてくれと言う。
その国では王が押し寄せた敵国の兵に襲われ死亡。
襲ったのは敵国の兵に扮したその国出身の人々。
王は国民をだまし、敵国=宗主国=鉄の国に人を役務のために差し出していた。
その国ではクーパー退治という伝説がありそれを利用していた。
連れて行く役目を追っていた隊長が人を差し出すのをやめても良いのではと提案したが王は受け入れなかった。
王は自分のことしか考えていない。
そこで体調は見切りをつけて人を隠した。
鉄の国も特に文句は言ってこない。
取るに足らない存在だったからだ。
しかし鉄の国の王が代替わりし、この国を完全に支配しておこうということで本当に兵を向けてきた。
そこでトムが助けを求めて出かけた結果私に出会った。

私は妻が浮気したので家を出てきたところ迷い込んでコチラに迷い込んでいた。

コチラはすべてが小さい世界で私は大人間だった。
トムの依頼に応じ彼らの国へ行き、攻め寄せる鉄の国の兵に向かって出ていけと叫ぶ。
兵たちは逃げ去り、その国は救われる。
その後もその国の土木など手伝い日々を過ごすが、やがて帰る。
ネコとも会話できたのだから細君とも会話できるのではないか、と諭され。

クーパーは、「クックパイン」のことだったのではないか、と。
以前に迷い込んだ人間がそういう言葉を発して、クーパーの伝説になったんじゃないか、と。
劇中劇のようにそういう説明がなされていた。

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2015年08月27日 (木) | 編集 |
荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)
荒木 飛呂彦

荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)
荒木飛呂彦の超偏愛! 映画の掟 (集英社新書) マンガの描き方―似顔絵から長編まで (知恵の森文庫) 藤子・F・不二雄のまんが技法 (小学館文庫) 荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書) 定本 映画術 ヒッチコック・トリュフォー
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ジョジョを描き続ける不老(?)の漫画家、荒木飛呂彦。
いい年になってきたので、自分の描き方を紹介し、後進の役に立てば、とのこと。

漫画家を目指していない私は荒木飛呂彦の思考回路ってどうなってるんだろうと興味があったから。

ストーリー、世界観、テーマ重要性。
テーマはぶれてはいけない。
リアリティの重要性。
漫画は架空の世界ではあるものの、その中においてはリアリティを追及していなければならない。
あと時代設定や土地設定がある場合、その時代・土地にないものを描くと気づいた読者が離れる、とか。
図鑑を見たり、現地に行って実物を見ていろんな角度から眺めてみたり、距離感を感じてみたり。
1ページ目に何を描くかの重要性。
その先を読みたいと思わせられるかどうか。
登場人物の履歴書。
どういった背景のある人か。
キャラが動くというのは、最初にきちんと設定をしておくことで、そのストーリー上どう動くか考えやすくなる。
説明口調にならないように登場人物がどんな人物なのかを表現していくこと。
絵の練習は言わずもがな。
人体の骨格・筋肉の構造を知ると、どう動くかが見えてくる。
ジョジョ立ちは、間接はこう動く、というところから色々動かしてうまれた、という。

自分が気になったポイントだけ備忘のために列記。
すっと腹落ちするような書きぶりなのでぜひ実際に読むことをおすすめする。


漫画に限らず通じるところはあるとも思えた。
・・・このブログだってそうよね、何も考えてないけど(^^;)



2015年08月24日 (月) | 編集 |
劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』

面白かったは面白かったし、フリーザの復活にわくわくもしたが、映画館で観るほどではなかった。

破壊神ビルスもウイスも出てくるのでパワーバランスがなんだか。
フリーザ残党がピラフ一味を利用してドラゴンボールを集めてフリーザ復活。
フリーザ4か月の特訓でゴールデンフリーザに変身できるようになる。

悟空とベジータはビルスのところで修行中。
二人が地球に来るまで、ピッコロ、悟飯、クリリン、亀仙人、天津飯、ジャコ(鳥山明の他の漫画のキャラ。銀河パトロール隊員)でフリーザ軍1000人に応戦。
ヤムチャ、チャオズ(力不足)、悟天、トランクス(言うこときかない)、18号(娘の面倒みるため)は置いていかれた。
悟飯はどんどんかませキャラに。。
亀仙人結構強い。
クリリンが嫁に向かって「18号さん」って呼んでるのがね。
なんか名前あげたら良いのに。
18号も「自分の戦闘力が役に立つでしょ」とか言うあたりは面白い。
部下は倒すがフリーザには勝てそうにないので悟空たちを待つことに。
連絡がとれて瞬間移動で到着。
なんだかんだで悟空が勝つ。
ベジータと途中で一回交代もする。

ビルスとウイスも地球に来るとフリーザもびびる。
ビルスは「自分は神だからどっちの味方でもない」と言って、フリーザ安心。
ビルス、悟空、ベジータより強いのがウイスだってんだからもうね(^^;)

ベジータにとどめを刺される瞬間、フリーザが地球を破壊。
ウイスの力でその場にいたメンバーは助かるが。
フリーザも宇宙空間で生きられるという。

そこでウイスが数分時間を戻す(ジャコによると違法だが、文句言えないから見なかったことに)。
戻った時間で、悟空がフリーザを吹き飛ばす。
ベジータ怒るもエンディングにて事情説明。
丸くなったなぁ、ベジータ。



2015年08月21日 (金) | 編集 |

映画『フォーカス』オフィシャルサイト

ネタバレあり。

サスペンスありつつ、クスクス笑えるシーンありつつ、面白かった。
字幕版だと子供には分からないのでは、というセリフもしばしば。
というか多数。
その辺が物語を重くし過ぎず、良い感じに仕上がったのかも。




ウィルスミスが詐欺師・スリの集団の一員。
親父に仕込まれたが、親父は去ったという経歴。

女性が集団に加わり、詐欺・スリを仕込む。

アメフトの試合観戦中にアジア系っぽいギャンブラーと賭けをし、一味の金を失いかけるも、前日から仕込んでいたワナで最後に勝利。
「55」という番号を無意識に刷り込み、好きな選手を選ばせる時に「55」を選ぶように仕向けたという。
サブリミナル効果みたいなものか。
そんなんできるの?

女性はそこで置き去り、3年後。

カーレースの技術(偽物)を横流しして敵チームを蹴落とそうという企みに参加。
依頼主のところに女性がいた。
ウィルスミス動揺しながらミッション遂行。
本物の技術をあちこちに流し、発覚。
女性を連れて逃げようとしたが捕まる。

依頼主の尋問中に、その部下の老人に撃たれる。
依頼主は焦って去る。
老人は実は親父。
すぐ治療すれば致命傷にならないところを撃ったという。
これまた、そんなんできるの?
ともかくウィルスミスと親父と女性は金を持って逃げる。
親父はウィルスミスを病院の手前まで連れて行って金持って去る。
情は失敗につながると忠告を残して。

女性がウィルスミスを連れて病院へ。
その右手には依頼主の時計が。
付き合っていたわけじゃなく時計をすろうと狙っていたとか。

おわり。



2015年08月19日 (水) | 編集 |
64(ロクヨン) 上 (文春文庫)
横山 秀夫

64(ロクヨン) 上 (文春文庫)
64(ロクヨン) 下 (文春文庫) 動機 (文春文庫) ルパンの消息 (光文社文庫) 第三の時効 (集英社文庫) 陰の季節 (文春文庫)
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横山秀夫。

警察モノと言えばこの人!って感じで。

タイトルなんだろうかと思っていたところ、昭和64年に起きた事件を指す。
通称「ロクヨン」。
少女が誘拐され、身代金が奪われる。
少女は生きては戻らず。
犯人は捕まらず。
D県警の負の遺産。

刑事畑から広報に移動した三上は日夜新聞社の対応に追われる。
刑事畑と管理畑の権力闘争に揉まれ、本庁による県警の人事権介入も絡まる。

娘あゆみは失踪している。
ロクヨンの被害者の父雨宮氏は警察を信用しておらず協力してもらえない。
刑事畑からも管理畑からも相手方のスパイのような目で見られる。
苦しい立場の中立ち回る三上。

警察庁長官がD県に「ロクヨン」の捜査状況の視察に来る予定だったが、その前日に「ロクヨン」を模した誘拐事件が発生。
そしてクライマックス。


臨場感、緊張感がとてつもない。
後半は、文字を追うのが、ページをめくるのがもどかしい。
圧倒的な筆力。

おすすめです。



2015年08月16日 (日) | 編集 |
ロシア幽霊軍艦事件: 名探偵 御手洗潔 (新潮文庫nex)
島田 荘司 Toi8

ロシア幽霊軍艦事件: 名探偵 御手洗潔 (新潮文庫nex)
御手洗潔と進々堂珈琲 (新潮文庫nex) 龍臥亭事件〈上〉 (光文社文庫) 最後のディナー (文春文庫) 御手洗潔のメロディ (講談社文庫) 龍臥亭事件〈下〉 (光文社文庫)
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島田荘司。

久しぶりに御手洗潔。

ネタバレあり。




箱根に軍艦が現れ一夜にして消えたという謎。

ロシア革命後、ロマノフ家の生き残りがいたという説をモチーフにしている。
説というか、自分は生き残りだと主張した女性がいた、ということがあったそうだ。
本作では生き残っていたということにして物語が進む。

ロマノフ朝最後の皇帝ニコライ2世の娘が生き延び日本軍とともに東へ進むも、その時点で革命兵かロシア兵かに犯され妊娠していた。
介護を担当した日本兵と思いを寄せあうが、身分が違う。
当時ドイツに唯一あったという(本当か?)飛空艇を飛ばし日本にたどり着く。
そこで産むが、日本兵とは離れ離れに。
飛空艇は直ちに処分された。
それが、軍艦が一夜にして消えたという謎を生んだのだった。

殺人事件とかではない。
御手洗が上記の謎を説いて終わり。



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